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 池袋で劇団昴の「イノセント・ピープル」を観る。私は,このお芝居が作られる過程で少々協力をしていたため,先に台本を読んでいた。そのため,劇場で「次はどうなるか」といったドラマの展開を楽しむことはできなかったが,台本から得た自分のイメージと実際の演出の差を楽しむということができた。

 日本人がアメリカ人を日本語で演じるので,もともと無理がある。そこを逆手にとって,というのがこの演劇の面白さだろうが,それならば,もっとわざとらしいくらいに「らしさ」を強調してもよかったように思う。その良い意味での違和感が少なく,あっさりした印象をもった。しかし,それでも初めて聞く人にとっては刺激的なせりふが多かったかも知れない。私としては,海兵隊将校となったグレッグが良かった。

 日本では,「原爆は悪」ということになっていて,それ以外の考えを聞く機会が少ない。原爆を肯定するアメリカ人に驚きや怒りを感じる日本人は多いだろう。しかし,このお芝居ではそうした考え以外の様々な考えを持つアメリカ人が登場する。グレッグが強烈なので少し影が薄くなっていたように思うが,そうした多様な考えのアメリカ人が登場するのがこのお芝居のいいところだ。

 他方,登場する日本人はどうかというと,「アメリカ人から見た日本人」ということで登場するので,あえて平板でステレオタイプに描かれている。それはこの演劇の視点として一貫しているのでよいのだが,被爆者ないしその二世・三世しか出てこないため,「被害者としての日本人」という私たちにとって受け入れやすい視点にとどまっている点は少々物足りない感じもした。日本が,核廃絶を唱えつつ,アメリカの核抑止力を安全保障の柱としてきた(それは現首相によって最近再確認された)ことの矛盾を突くようなせりふがあったら(グレッグでもブライアンでもいい),「イノセント」な日本人に対する批判的視点が加わって,なお良かったかもしれない。

 さて,「イノセント・ピープル」を観る上で知っておいてよい知識をいくつか書いておきたい。

 まず,今回の主人公となる5人を演じた役者さんたちは,中年といってよい年齢の方たちだったので,原爆開発時に20代前半という若者だったことが理解しにくいかも知れない。設定上は,原爆開発に関わった科学者たちといっても研究組織の末端で働いた若者たちだ。ブライアンがそうだったが,命をかけた危険なことをさせられた者たちも多かっただろう。そうした当時の若者たちに,原爆開発の責任をどれだけ問うことができるかという問題がある。もちろん,ブライアンはその後もロスアラモスに残って水爆の研究などもしたので,その責任はまた別の問題であるが。

 それから,戦時中,原爆開発を進めていたアメリカの科学者の間で,原爆の実戦使用に反対する議論があり,大統領に請願書を送るなど,実際に行動を起こした人たちがいたということ。

 そして,日本人も戦時中,理化学研究所と京都大学で原爆研究をしていたということをどう考えるか。また,戦後の日本におけるアメリカの原爆影響調査(これも原爆研究の一環である)に日本人科学者が協力したということをどう考えるかという問題がある(これについては最近NHKで番組「封印された原爆報告書」が放映された)。

   *

 さて,演劇づくりに少々協力した歴史家という特異な立場からコメントを書いたが,2時間という限られた時間で,長々と説明することも許されない演劇という表現形式において,これだけたくさんの要素を盛り込んだお芝居を作り上げた関係者のご苦労は私の想像を超えるものであっただろう。特に,たくさんの仕事を掛け持ちでこなしている劇作家Hさんの超人ぶり(ブログで窺える)には驚嘆するしかない。ともあれ,科学者を扱ったこれまでにない演劇が一つ生まれたことを科学史家として嬉しく思う。多くの人に見てもらいたい作品だ。

 公演は,8月29日(日)まで。池袋・シアターグリーンで。

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参考:科学史家Kさんの劇評

【天気】晴れ。

劇団昴のお芝居「イノセント・ピープル」の予告映像がYouTubeで公開されている。配役の紹介,劇作家や演出家のインタビュー,お稽古の様子などを見ることができる。

http://www.youtube.com/watch?v=dbIpUJ7yai8

【天気】晴れ。

 夏は戦争関連の番組が多いが,NHKでは見やすい表を作ってくれている。

NHK戦争と平和:夏の「戦争と平和」関連番組

 来月下旬に上演されるお芝居「イノセント・ピープル」の稽古が始まったようだ。劇団ブログには役者さんの写真も掲載されている。

【天気】晴れのち曇り。猛暑続く。ひたすら採点。

 高田馬場の仮説社に初めて行く。理科指導法の集中講義のため,仮説実験授業のDVDや授業書を買い込んだ。仮説社は大学から意外に近かった。

【天気】晴れ。テレビのアナログ放送が終わるまで丁度1年となった。最近,アナログ番組には上下にアナログ放送終了のお知らせが入る。また,なぜか最近になって,我が家のアナログ放送の画質が悪くなっている。NHKの特に総合テレビは電波の状態が悪いようで画像が少々乱れることがある。そのため,NHKの録画は,デジタル放送で行うことが多くなっている。デジタル放送はダビングが容易ではないので停波ぎりぎりまでアナログで録画したかったが,難しくなってきた。

 劇団昴から,「イノセント・ピープル」のチラシを送って頂いた。同じものが劇団のサイトに掲載されている。役者さんも決まり,どのようなお芝居になるのか楽しみになってきた。

劇団昴 ザ・サード・ステージ第29回公演
畑澤聖悟新作書き下ろし
『イノセント・ピープル』
作:畑澤 聖悟(劇団「渡辺源四郎商店」店主)
演出:黒岩 亮(劇団青年座)
公演期間:2010年8月25日~8月29日
会場:シアターグリーン BIG TREE THEATER
前売開始:7月14日(水)
料金(全席指定):一般 4000円/高校生以下 2500円

【天気】晴れ。

 TOKYO MXの「東京からはじめよう」という番組で言語技術教育を取り上げていたので録画しておいた。なかなか見る時間がとれないので,iPodに入れて電車で聞いた。ゲストは三森ゆりかさん。言語技術(Language Arts)や論理的思考(Logical Thinking)がテーマだった。フレッシュマンセミナーにも関係ある。本もたくさん書いているようなので,少し勉強してみようと思う。

【天気】曇り。少し涼しくなった。

 劇団昴の稽古場を訪問。オーディションの最終日だったが,その合間に劇作家のHさん,演出家のKさんと2時間ばかり話をする。どれほどお役に立てたかは分からないが,演劇が形になっていく過程に少し立ち会うことができてとてもうれしい。どんどんと深まっている。

追記3/29劇団昴公式BLOGで紹介されていた。

【天気】雨のち晴れ。朝は暴風雨のためダイヤが乱れていたが,時間通りに行くことができた。

 3/29から始まる新番組「テストの花道」の宣伝番組を見た。大学受験生向けに「考えるチカラ(思考力)」を高めるための訓練を行うという。少し新しいコンセプトの番組だ。フレッシュマンセミナーにも参考になりそう。

NHK教育テレビ「テストの花道」毎週月曜日18:55-19:25
 第1回 要約するチカラ
 第2回 情報を読み取るチカラ
 第3回 集中力パワーアップ
 第4回 仮説のたて方

【天気】晴れ。

 劇団昴のIさん来室。今年の8月に公演予定の演劇「イノセント・ピープル」について聞く。原爆や科学者を扱った演劇ということでとても楽しみだ。
 脚本はHさん。ブログで進捗状況が分かる。

【天気】曇り。

 広島平和文化センターのウェブサイトで私が担当している科目「科学技術と倫理」が広島・長崎講座として紹介したとの連絡が来た。新しいためか,トップにあげられていて目立つ。その後,小包でDVD3枚,本3冊,その他小冊子などを含む教材用資料が届いた。一通り目を通すのも大変なほどだ。多くの資料は英語版や対訳があり,外国人でも使えるようになっている。広島・長崎講座として外国の大学の講座も認定されているが,こうした資料はとても役に立つだろう。

【天気】晴れ。

 今週は,新型インフルエンザの授業の2回目。現在進行中のワクチン問題を取り上げる。夏以降,しばらくインフル問題のフォローをサボっていたので,流れを追うのに時間がかかる。さらに,授業で見せるビデオを選ぶのにさらに時間がかかった。まとまった使いよい番組はなかったので,ニュースの録画の中からいくつかを選んだ。ワクチン問題でも,リスク・コミュニケーションはうまくいっていないという話をする。

 現在の多くの人々のワクチン理解には二つの問題がある。

 一つは,今回のワクチンは有効性も危険性も良く分かっていない実験段階の薬であるということを十分理解していないということ。今回ワクチンを打つことは,人体実験に参加する覚悟が必要なのだが,多くの人はワクチンを打てばインフルエンザにかからず安心だ,くらいにしか考えていないのではないか。国が進めている対策だから,有効で安全なのだろう,と安易に思い込んでいないか。国は,「自己責任でどうぞ」としか言っていない。

 もう一つは,「今回のワクチン接種の目的は重症患者の発生を減らすこと」というのを誤解して,「今回のワクチンは重症化を防ぐ効果しかない。感染防止には役立たない」と思っている人がいること。もしそうなら,医療関係者が真っ先に接種する必要はないはずだ。ワクチンには当然のことながら,感染防止効果が期待されている。ただ,それはどの程度なのか実証されていないということだ。そして,重症化防止も同様に,効果が期待されているが,実証はされていない。実験段階なのだから,しかたがない。

 10/29のNHK「大人ドリル」で,今回のワクチン接種の目的(言い換えれば,優先順位を決めるための原則)とワクチンの効果とを混同した解説をしていて驚いた。NHKの解説委員でも良く分かっていない。そして,誤解を広めていっている。

10/21, 10/22追記
 皮下注射された不活化インフルエンザワクチンは血液中に抗体を作るだけで,鼻やのどなどの局所での抗体を作るのではないから,局所での感染(ウイルスの増殖)は防止できないという指摘があることを知った(NHK解説委員の説明はこの話だった。この知識がかえって,ワクチン接種の目的と効果を混同させたのかもしれない)。他方,血液中の抗体が局所の免疫を高めるという意見もあるようだ。いずれにせよ,免疫力が高まることは確かで,人によって鼻やのどに感染し,軽い症状が出る場合もあれば,まったく症状が出ない場合もあるということだろう。もちろん,それでも重症化する人もいるかも知れない。しかし,「一定の」感染・発症・重症化防止効果が期待できるというのは間違いなさそうだ。問題は,「どの程度か」ということ。これは,実験で確かめてみないと分からない。それが分からない現在は,みんなでギャンブルをやっているようなものだ。日本政府は,重症化防止に賭け,感染防止については賭けていないように見える。外国の政府は,感染防止についても結構賭けているようだが(米CDC曰く: “Vaccines are the most important tool we have for preventing influenza”; “CDC Says ‘Take 3′ Actions To Fight The Flu. These actions will protect against 2009 H1N1 too!”)。

【天気】雨のち曇り。

 新型インフルエンザ関連での欠席届がちらほらと見られるようになってきた。学内でも結構の感染者が出ているはずである。それでも,学園祭は予定通り開催されるようで(今日から1週間休講),また一段と感染が広がるだろう。

 インフルエンザで欠席した学生には,後からレポートを提出させるなどの対応をとっているが,授業を受けた上でのレポートの場合は,授業資料だけで書くのが難しいかもしれない。そう思って,講義の録音データを提供することにした(授業ラジオ)。授業に出ていた学生も,復習のために使うことができる。

 このような試みはかつてもやったことがある。その時は確か,教育実習に行くために欠席が多い学生への対応として講義の録音ファイルを授業サイトに掲載していた。教員養成大学では,副免(小学校教員養成課程なら,中学校教員免許など)をとるための実習を通常の授業期間に行うので,対応が必要だった。(調べてみたら,昔のサイトがインターネットの海の底に沈んでいた。「非公開ページ」というところに,講義の録音データを置いていたのだろう。)

【天気】晴れ。学生がいきいきとしているのを見るのはうれしいものだ。

 文科省の補正予算に計上されていた電子黒板が,政権が変って削られたというようなニュースがあったが,その電子黒板を含めて,最近の学校におけるデジタルメディアについて紹介したテレビ番組,『デジタルメディア時代の授業術』(NHK教育,2009.10.18)を見た(録画しておいたもの)。

 電子黒板を,単に大きなテレビとしてしか使っていない例もあったが,うまく使えばそれなりに有効な道具になりそうだと思う。問題は,教員が手軽に使える教材の蓄積とノウハウの交流だ。それが進まなければ,せっかくの高価な機械も宝の持ち腐れとなるだろう。今回の補正予算が,研究のための機器購入なのか,それとも普及のためのそれなのかにより,予算の生き方が違ってくると思う。まだ研究段階だろうから,意欲のある学校・教員に機器を提供し,教材とノウハウの蓄積を図るなら有効な予算となるだろう。もし,単にばらまくようなものなら無駄遣いといって良いだろう。(調べてみたところ,全公立小中学校に1台ずつ配備する予定だったとのことで,ばらまきに近いように思う。かつても,十分なソフトがない頃にパソコンが学校にばらまかれたことがあったが,多くが活用されずに埃をかぶっていた。その二の舞になるところだった。)

 手軽で,しかも有効だと思ったのは,体育のハードルの授業で,飛び越すフォームをデジカメの連写機能を使って子どもに見せるところ。このようなことは以前も可能ではあったと思うが,大がかりな機材が必要で,普通の小学校ではなかなかできなかったに違いない。いまは,やろうと思えばどこででも可能だ。これは多くの体育・スポーツの指導で生かせるのではないか。

【天気】曇り時々雨。自治会のハロウィーン行事。

 今学期は,もう一度イタリア語のラジオ講座初級編をアンコール放送で聴くことにしたのだが,通常の放送(昨年度前期の再放送)も聴いてみたところ,先生の説明が分かりやすいので,そちらも聴いている。これまでテキストなしで聴いていたが,やはりテキストがあった方が分かりやすいので,結局テキストを買った。初級編であっても講師によってかなり番組の進め方や内容が違うので,初等文法と基本語彙をマスターするまでは何度も聴いていて飽きないと思う。しばらく楽しめそうだ。

 本屋に行ったところ,NHKの他のラジオ講座にも目がとまり,さらに2冊のテキストを買ってしまう。一つは,カルチャーラジオ歴史再発見「世直し大江戸学」(講師:石川英輔氏)で,もう一つは,こころをよむ「教育を『江戸』から考える― 学び・身体・メディア ―」(講師:辻本雅史氏)。どちらも江戸時代を扱っている。

【天気】晴れ。すがすがしい秋の日。

 NHKのラジオ講座は今日から後期の番組が始まる。4月から始めたイタリア語講座は9月までともかくも聴いたが,まだ初級文法がおぼろげに分かっただけなので,もう一度初級講座を聴くことにする。いまはアンコール放送といって,数年前の講座を再放送しているのだが,それは半年分のテキストが1冊で済み,場所的にもコスト的にも助かるので,後期はアンコール放送を聴くことにした。

【天気】晴れ。来年の手帳を買う。今年と同じくほぼ日手帳。

 明日(9/5)の週刊ブックレビュー(NHKBS2)で,Sさんの『害虫の誕生』が「おすすめの一冊」として紹介されるそうだ。評者は天野祐吉氏。科学史家の博士論文がもとになった本が,さらに広い読者を得る絶好の機会だ。

 本学が主催して開催された国際ロボットコンテストIDCロボコン2009のレポートがRobot Watchに掲載されていた。北千住駅前の商店街や本学の新キャンパス予定地の写真もある。ロボコンの模様は,9/12のNHKサイエンスZEROでも放送されるとのこと。

【天気】曇り。涼しい。

 ネットで提供されている動画を見ることが多くなってきた。パソコンで長時間の動画を見るのはつらいので,居間のテレビでパソコンの画面を見ることができるようにしたいと思っていた。かつては,使っていないWindowsデスクトップパソコンにビデオカードを挿して,テレビにつなぐこともしたが,場所をとるのとファンがうるさいので,しばらくしてやめてしまった。その後,必要に応じてノートパソコンをダウンスキャンコンバーター経由でテレビやビデオデッキにつなぐことをしていたが,いちいちつなぐのは面倒なので,小さなパソコンを常時テレビにつなぎたいと思っていた。

 昨日,新しいMac miniが届いたので,古いMac miniをビデオラックに入れ,ダウンスキャンコンバーター経由でビデオデッキにつないだ。また,MacにはVMware Fusion 2を入れ,Windowsをインストールした(ネット上の多くの有料コンテンツはWindowsでしか見られないため)。これで,ネットの動画をテレビで見ることができるとともに,ビデオ録画できるようになった。また,ビデオの出力をハードウェアエンコーダー経由でパソコンに入力し,DVDビデオをパソコンで再生できる動画ファイルに変換することができるようになった。

 ビデオ信号の伝送にはD端子コンポーネントビデオケーブルを用いることで,パソコンの画面(800×600)をちらつきなしにテレビに映すことができた。アナログ放送のテレビとあまり変わらない画質でネット経由のビデオを視聴・録画することができる。ハイビジョン対応の高画質テレビでないときれいには映らないのではないかと思っていたが、ブラウン管テレビでも十分実用的だ。アナログ放送が終わる2年後まで今のテレビを使っていきたい。

使用機材

【天気】晴れ。

 オリンパスのラジオサーバーVJ-10が届いた。キャンペーン(モニター)価格ということで定価より1万円安く買うことができた。旧ラジオサーバー(Sophia Systems製)と比べても,その後に買ったラジオバンク(ベセト製)と比べても,性能・デザイン・使い勝手のどれをとっても優れており,やはり最初からこれを買うべきだったと思う。少し待ったおかげでモニター価格で買えたことがせめてもの慰みだ。

【天気】曇り時々雨。

戦争・原爆関連番組が多くなる季節となった。これからの放映される番組をメモしておく。

 テレビをつけたら,たまたま放送大学の「学習指導と学校図書館」をやっていた。放送大学では,夏季集中科目として司書教諭資格取得に関する科目5科目を放送している。これらは,大学教養教育でのメディア活用能力の育成の参考になると思った。

【天気】晴れ。

 通勤時間はだいたいiPodでウェブラジオを聞いているのだが,今日聞き終わったのは,「ラジオ版学問ノススメ」の鎌田浩毅さんの回。この番組は,毎週ゲストを招いて1時間にわたってじっくり話を聞くもの。似たような番組で,「ラジオの街で逢いましょう」もあるが,こちらは30分だけ無料で残りは有料となったので,物足りない(有料部分は聞いていない)。

 さて,鎌田さんだが,京大の火山学の先生。「科学の伝道師」を自称している。いろいろと参考になる。ただし,服装は私にはまねできないが。

【天気】雨。

 本日放送の放送大学「技術者倫理」第12回は企業倫理がテーマ。今週の水曜日の技術者倫理で使える映像がないかと見ていたら,3社の取り組みが紹介されていた。そのうち一つを授業で使わせていただこうと思う。これまであまりいいビデオがなくて困っていたが,今回間に合ってよかった。

 4月から始めたラジオのイタリア語講座が4か月目に入った。応用編は新しい内容が始まる。応用編は耳を慣らすために意味は分からなくとも聞いているだけだが。今回は挫折することなく初級編を終えることができるだろうか。

 エスペラントはイタリア語によく似ていると言われるが,エスペラントをやっていたお陰で,イタリア語は文法・語彙ともに親しみやすい。

【天気】晴れ。良い天気だった。

 新型インフルエンザに関する報道が6月に入って急に少なくなった。5月中旬から夜の各社テレビニュースをチェックし,保存しているが,6月以降の分はほとんどない。実際には国内外で感染が広まっているというのに(国内発生動向流行地図)。 » 続く…

 いよいよ明日の科学技術コミュニケーションの授業で新型インフルエンザについて講義する。準備はぎりぎり。宿題レポートも出すのだが,その出来はとても楽しみである。英文資料を読ませるからだ。私の授業では初めての試み。課題は,日本とイギリスの政府による新型インフルエンザのリスクコミュニケーション比較。イギリスの資料は実に易しい英語で書かれているので大丈夫だと思うのだが…。ちなみにこのパンフレットには音声ファイルや英語以外の版もある。ただし,日本語版はない。

6/11追記:WHOは明日,フェーズ6(パンデミック)を宣言するようだ。授業にとってはよいタイミング。

6/12追記:無事授業終わる。この1か月ほど,新型インフルエンザ関連の番組・ニュースを録り溜めてきたが,結局NHKの「追跡!AtoZ」を利用した。今回は現在進行中の事例なのでもっと中途半端なものになっても仕方ないと思っていたが,かなりまとまりのある話ができた。時間配分もぴったりで,久々に気持ちよく講義ができた。

【天気】昨日梅雨入り。雨のち晴れ。健康診断。初めて眼底検査というものを体験する。まぶしかった。

 BS朝日から3/19に届いていたDVD「ミュージアム・ジャーニー in アメリカ自然史博物館」(100分)をやっと見る。これは,2008/12/14に放映されたものだ。その番組の存在にはまったく気づいていなかったが,前回のドイツ博物館のDVDを送ってもらい,アンケートに答えたことから送ってくれたのだろう。 » 続く…

 これまで,ラジオ講座などを予約録音するため,4年前に買ったラジオサーバーSophia Systems RS12を使っていたが,録音ファイルをパソコンや携帯プレーヤーに移動して聞くときに不具合が出ることが多くなり,買い換えを検討した。

 現在,Sophia Systemsはラジオサーバーから撤退しており,同名商品ラジオサーバーはオリンパスからVJ-10というのが発売されている。ラジオ予約録音機は他にも,シャープからMusic Carryが,サン電子からTalkMaster Slimが,また三洋からICR-RS11MFが発売されている。選択肢が増えたのは喜ばしい。価格低下も見られる(最初のラジオサーバーは9万円以上したものだ)。サン電子と三洋のものは,携帯プレーヤーとしても使えるものだが,携帯してしまうと予約録音がうまく行かなくなるので携帯型である必要は私にはない。むしろデータを携帯プレーヤーで手軽に持ち出せる方が重要だ(注)

(注)サン電子TalkMaster Slimは,SDカードを介してデータを持ち出すことが可能。据え置き型として使えなくもないが,内蔵スピーカーが小さく,据え置き型としては使いにくい。また,三洋ICR-RS11MFは,クレードルのスピーカーが十分な大きさを持ち,microSDカードを介してデータを持ち出すことは可能。据え置き型として使うこともできる。ただ,microSDカードは非常に小さくて取り扱いが不便なのと,予約が5件までしかできないため,私の要求には十分応えてくれない。

 据え置き型としては,オリンパスVJ-10が有力候補だが,まず値段が高い(といっても,かつてのラジオサーバーに比べれば安くなったが)。シャープMusic Carryは予約が6件までしかできない。そこで,注目したのがベセト製ラジオバンクDRS-100だ。あまり聞かないメーカーで,しかもネットでは結構否定的なコメントも見られるものだが,試しに買ってみた。電池で動き,リモコンが付き,SDカードも使えるのはオリンパスにはない機能だ。しかも安い。これで,そこそこの音質で録音できれば文句ない。

 本日届いた。評判通り,使い勝手が良いとは言えない。が,慣れればそれなりに使える。ラジオの音質,録音の音質もラジオ講座を録音する私には十分。

 SDカードに転送したものを,手持ちの三洋のICレコーダーで聞きたかったが,三洋のレコーダーはフォルダ構造に制約があり,使えなかった。パソコンを通してコピーすれば問題なし。新しいSDカード対応プレーヤーを買えば,SDカードの差し替えだけで持ち歩くことができる。(結局,ZENという安いプレーヤーを買った。)

 操作ボタンや液晶表示に改良の余地はたくさんあるが,現行品でも十分使える製品だ。今後も改良型を出し続けて欲しいものである。

   *

7/24追記

 その後,5/10に故障し,修理に出した。しばらくの間,問題なく使えていたが,本日7/24にまた故障した。この故障は,電源ボタンをオフにせずに電源コードを抜くなどした場合に起こるようだ。今回は録音中にフリーズしてしまったため,電源コードを抜いたのだ。この製品はリセットボタンが無いために,フリーズしたときに対処のしようがない。その都度修理に出すのは問題がある。これは設計上の問題ではないだろうか。残念だが,別メーカーの製品の購入を考えようと思う。

 今,オリンパスのVJ-10がキャンペーン実施中だ(1万円引き,200台限定)。以前Sophia Systemsのラジオサーバーを買ったときも値引きしていたが,その後製造中止となり在庫処分だったことがわかった。オリンパスの値引きもその可能性があるがどうだろうか。また,新製品が出る際に旧製品の在庫処分をする可能性もある。(別の製品だが,CasioのマルチプロジェクションカメラYC-400もモニター募集という名目で安売りをしていた。これも新製品が出たばかりでの旧製品在庫処分だった。安いのを買おうとしたが性能が低く,結局新製品を買うことになった。)

7/28追記:結局,VJ-10を買った

【天気】晴れ。行楽日和だが,家で休養。

 現在,アナログ放送の画面の右上には「アナログ」と表示されている。民放の文字はNHKよりも少し大きくて目障りだが,まだ許せる範囲内だ。しかし,2011年7月1日からは許しがたい措置がとられる模様だ。 » 続く…

 Macでビデオのファイルを扱うことに苦労してきたが,やっと方法が見つかった。これがベストの方法かどうか分からないが,何とかできているので,当面これで行こうと思う。

 1. まず,HDDビデオレコーダー(Toshiba RD-X5/RD-S601)で予約録画する。さらに,DVD-RAMにダビングして保存。

 2. デッキで編集を行い,そのファイルをDVD-RAMにダビングする。

 3. MacではPixe VRF Browser EXを立ち上げておいて,DVDディスクを入れる。そしてMPEG-2ファイルに変換。このファイルは通常のソフトでは再生できない。

 4. そのファイルをVisualHubを使って,MPEG-1かWMVファイルに変換。このファイルはQuickTimeやWindows Media Playerなどで再生できる。VisualHubは開発が終わってしまったが,現在でも最終版がダウンロードできる。

 5. デジタル放送番組は上記のやり方ではうまくいかないので,極力アナログ放送を録画しているが,衛星ハイビジョンだけはアナログ放送がないので困っていた。しかし,これもEyeTV 250 Plusを使うと何とかなることを知った。これで,アナログ放送が終わる2011年以降も何とかなりそう。(デジタル放送のコピー制限を何とか緩和してもらいたい。これは外国にはない制限だという。緩和したという「ダビング10」では上記のような使い方は不可能。補償金を上乗せしたうえでのコピー制限緩和など,著作権者とユーザーの両者にとってメリットになるような対策をとってほしい。これではテレビ離れが加速する恐れがある。)

 授業で使えるビデオファイルをハードディスクの中に入れておいて,必要に応じてすぐに学生に見せられる環境を整えていきたい。

4/24追記:EyeTV 250 Plusは,コピーガード信号を外す機械(これは違法)ではなく,いわゆる「無反応機器」で,現在ではこれは違法ではない。しかし,何となくしっくりしないところがあり,いろいろ調べていたが,国の審議会の答申文にも,「無反応機器」が出てくるのは好ましくないが,それを法令で取り締まろうという話にはなっておらず,その出現にどう対応したらよいかをあれこれ議論している状態のようだ(情報通信審議会中間答申2008.6.27)。このデジタル放送の問題はまさに「技術と社会」の問題で,科学技術と倫理の素材に適しているように思う。2011年が刻々と近づいている状況では,まさに旬の話題といえよう。

4/24追記2:上記の情報通信審議会中間答申を読んで,地上デジタル放送になぜスクランブルがかけられているかが分かった。有料放送でもないのにスクランブルをかけていることに違和感があったのだが,その謎が解けた。要するに,機器メーカーにコピー制御を実装するよう強制するための手段だったのだ。コピー制御を実装せず,いくらでもコピーが作れるような機器を作るメーカーには,そのスクランブルを解除する手段(具体的にはB-CASカード)を与えないようにする。それにより違法コピーを可能とする機器が出回るのを防ごうというのだ。違法コピーを防ぐためにずいぶんと大がかりな仕組みを作ったものだ。そのために,私的利用や教育的利用といった著作権法上例外的に許されているコピーが非常に制限されることになる。さらに,スクランブルをかけたり解除したりするためのコストは膨大だ。その分を著作権者に回して,コピー制限を緩和した方がどれほどお互いの利益になることか。違法コピーを行う一部の人間への対応のため(しかもその対応は万全ではない),全国民が影響を被ろうとしている(もしスクランブルをかけなければ,デジタル放送受信機器はだいぶ安くなるはず)。2011年にこれは大問題となるだろう。

【天気】曇り。

 イタリア語のラジオ講座を聴き始めたのだが,先週前半の分は聞き逃してしていた。しかし,ウェブサイトでは先週の放送がストリーミングで提供されている。これを昼食時に聞くのが丁度良い。今日はテキストを持ってこなかったが,テキストを持ち歩くようにしよう。

4/6追記:ドイツ語講座も聞いてみた。金曜日の応用編は小塩節先生の担当だった。20年以上ぶりの懐かしい声。相変わらずの名調子。この応用編も今学期の録音リストに入れておこう。

【天気】晴れ。桜が満開で春らしい陽気。新入生のオリエンテーションと健康診断をやっていた。

 新学期が始まった。気分を新たにするために、NHKテキストを買う。NHKラジオ講座『まいにちイタリア語』、NHKテレビ講座『Jブンガク』、NHK趣味悠々『石川鷹彦のもう一度はじめよう!フォークギター再入門』。他にも、放送大学でテレビ「生活知と科学知(’09)」を見る予定だが、こちらは気分を新たにするというより仕事のため。

 今年は、新講座が3/30(月)始まりでだったので、もう既に講座は始まっているのだが、再放送(ラジオ講座はインターネットのストリーミング放送も)があるので最初から受講することができる。イタリア語は何十年か前にテレビ講座を少し見て挫折。久しぶりの再挑戦。Jブンガクは全く新しい趣向。どんな番組か楽しみだ。ギターは何度も再入門しているが、…。

【天気】曇り。

 放送大学のラジオ講座「社会の中の科学」を聞き終わる。通勤電車の中でiPodで聞いていた。講師は先輩のNさん。放送大学のラジオ講座は,テキストを朗読するだけのようなものもあるが,Nさんのはテキストとは独立に自由に話していて面白い。普段話している口調とほとんど変わらないのが魅力だ。3月17日から31日まで22:15-23:00に再放送があるのでまとめて聞くことができる(番組表)。1つ聞き逃した回があるので予約録音する。

 足立区の広報番組「情報キャッチ!!好きです。あだち」で,足立区にある3大学と3年後に移転する予定の本学が紹介されている。本学の部分は10分ほど。神田の授業風景や学生・学長のインタビューもある。電機学校の生徒が現在の秋葉原電気街のもとを作っていったことを引き合いに出して,今度は電機大の学生が新たな足立・千住の街を作っていくことが期待されていた。うれしいことだ。

 来年1月から3月にかけて、NHK土曜時代劇で緒方洪庵が取り上げられるとのことだ。

 NHKBSで来週月曜から「私の1冊 日本の100冊」というシリーズ番組を放送するという。毎朝10分、各回の著名人が「私の1冊」を紹介する。直前の日曜日10/26には関連特別番組もある。楽しみだ。

【天気】晴れのち雨。欧米の通貨、特に英ポンドとユーロがかなり下がっている。思わず洋書を注文してしまった。

 明日から10月。放送大学の2学期が始まる。楽しみしていたNさんのラジオ講義「社会の中の科学」も始まる(金曜15:15-16:00)。ラジオサーバーで予約録音のセットをした。

 7/30にBS朝日から届いた「世界の好奇心 ミュージアム・ジャーニー in ドイツ博物館」のDVDを見る(100分)。

 これは,今年5/11にBS朝日で放送されたものだが,その放送の存在は放送が終わってから,たまたまBS朝日のウェブサイトを見て気がついた。そのサイトには,学校関係者に番組のDVDを提供するとの告知があったので,すぐさま申し込んだ。それが先月末に届いて,今日やっと見る時間がとれた。

 この番組は,ドイツの日本人学校の小学生6人と写真家浅井愼平氏がドイツ博物館を訪問し,ドイツ博物館の展示物や運営方針などを紹介するという番組。ドイツ博物館の魅力を十分に伝えてくれるよい番組だった。

 これがBS朝日の1回だけの放送で終わってしまうのはもったいない。また,この番組は第2回ということで,第1回はイタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館が取り上げられたようだが,これも是非見てみたいものだ。

 私は,今から20年近く前にドイツで学会があったとき,ドイツ博物館の本館を少し見たことがある。しかし,その後に作られた2つの分館(陸・空の交通技術関係)は行っていない。航空博物館には修理工場があり,6年がかりで飛行機を修理し,展示物とする作業が紹介されていたが,素晴らしいことだと思った。ドイツ博物館では,展示物をきちんと修理してすべて動く形(動かそうと思えば動かせる形)で展示している。飛行機の場合は飛ばすことはできないのだが,それでも完璧に修理するというのだ。

 宿泊施設付きの付属図書館も紹介されていた。そこには,Kerschensteiner Kollegという研修機関も置かれ,ヨーロッパ中の研究者が集まって博物館における科学技術コミュニケーションについて議論していた。

 どうしても日本の博物館や文化行政と比較してしまう。日本の貧しさをどうすればよいのか。

【天気】晴れ。

1908年に池田菊苗によって昆布のうま味成分(グルタミン酸ナトリウム)が発見されて100周年の今年,五十嵐匠監督による映画「AMBITION(志)-化学者 池田菊苗」が作られていることを初めて知った。今年の東大五月祭でも上映されたようだ。

映画のDVDが貸し出されており,今度の化学史研修会でも上映されるかもしれない。

【天気】晴れ。レポートを読み続けると頭がぼーっとしてくる。時々文庫本を読んで頭をリフレッシュさせる。