博物館・図書館等

 今日は前期の授業開始日。学生がキャンパスに溢れる季節だ。29年前(!)の大学入学時を思い出した。日本武道館ではやはり桜が咲いていて,しかも曇っていて少し寒かったように思う。

 図書館に寄ったら,配置が少し変わり,新入生向けの棚も設けられていた。サービス向上への意志が感じられる。

【天気】晴れ。風はやや冷たい。小学校の入学式らしい親子連れを見かける。

 先月から本学でも図書館間相互貸借(ILL)のサービスが始まっていることを今日知った。とても助かる。

 明治大学博物館特別展示室で開催中の展示会「日本の大学 その設立と社会」を見学。主催は,全国大学史資料協議会東日本部会と明治大学史資料センター。明治の初めから戦後の高度成長期くらいまでの国公私立の大学の設立に関する資料と各時代の学生の姿を表す資料。写真が多かったが,本学からは,戦後に大学ができるときの「電機学園工業大学設置認可申請書」が出品されていた。本学は全国大学史資料協議会には入っていないようだが,明大の近くにあるということで協力したのだろう。様々な大学の歴史に少しずつ触れることができて良かった。全国大学史資料協議会発行の「研究叢書」をたくさん頂いて帰ってきた。

 森美術館で11/28〜2/28の期間,「医学と芸術展(Medicine and Art)」を開催するとのこと。学内のポスターで知った。メインの展示物は英ウエルカム財団のコレクションだという。科学史的にも重要な展示会になるのではないか。

【天気】曇り。寒い朝。冬の上着を着る。

 今度本学が移転する北千住近辺は,日本近代科学(医学)発祥の地の一つとして有名だが,そのことに関連する展覧会が荒川ふるさと文化館で始まった。この機会に少し勉強してみるのも良いかもしれない。

平成21年度荒川ふるさと文化館企画展「橋本左内と小塚原の仕置場」(2009.10.3-11.8)

参考:杉田玄白と小塚原の仕置場(2007年度)

【天気】雨。

 つくばにあるサイバーダインスタジオに行く。ロボットスーツHALの実物を見て,できれば体験するためだ。土曜日で混んでいるかと思ったが,見学者が私を含めて5名くらいしかいなかったため,希望したら実験をさせてもらえた。現在,装着体験は行っていないということで,簡易実験だった。片足用のHALの電極を腕に付け,腕を曲げ伸ばしするとロボットの足も同様に動いた。何の調整もせずに自然に動くことに驚いた。腕を動かそうと念じても全く動かなかったが,腕を固定して動かなくしたまま動かそうとすると,腕は動かなくてもロボットは動いた。体というのは動かそうと思って動かしているのではなく,意志的な動作でも無意識に動かしているということが良く分かった。

 サイバーダインスタジオは,科学技術コミュニケーションを行うための施設として見ると非常に興味深い。博物館・科学館のようであるが,ショールームのようでもある。そして,この施設がイーアスという大規模ショッピングセンターの中にあることも重要だ。様々な可能性を秘めた施設のように思える。

 サイバーダインスタジオの施設・展示自体はまだ未完成のように思えた。今後充実していくことを期待したい。

【天気】晴れ。つくばエクスプレスに初めて乗った。

 丸の内の東商ホールで開催された第70回歴博フォーラムに参加。佐倉の国立歴史民俗博物館が第6展示室「現代」を来年3月にオープンするということで,その内容に関連するシンポジウムを今年度に4回開催するという。今回はその1つで,テーマは「戦争と平和」。日本の国立の博物館として現代展示をするのは初めてだとのこと。予定平面図の載った資料も配付された。日清・日露戦争から占領期までを扱うという。国際関係,兵士と地域社会,人の移動などに力点を置くとのことで,これまでの他館の戦争展示とはひと味違った展示になるようだ。

 今回のフォーラムの内容は出版物になるとのこと。

【天気】曇り時々晴れ。このところ涼しい。東京駅の丸の内側に出たのは何年ぶりか。巨大なビル群に圧倒される。

 テレビをつけたら,たまたま放送大学の「学習指導と学校図書館」をやっていた。放送大学では,夏季集中科目として司書教諭資格取得に関する科目5科目を放送している。これらは,大学教養教育でのメディア活用能力の育成の参考になると思った。

【天気】晴れ。

 BS朝日から3/19に届いていたDVD「ミュージアム・ジャーニー in アメリカ自然史博物館」(100分)をやっと見る。これは,2008/12/14に放映されたものだ。その番組の存在にはまったく気づいていなかったが,前回のドイツ博物館のDVDを送ってもらい,アンケートに答えたことから送ってくれたのだろう。 » 続く…

 たまたま図書館に寄ったところ,今日から図書館ガイダンスがあるとのことだ。館内に掲示はあったが,そして館内放送もされるようだが,あまり宣伝されていないのが残念だ。フレッシュマンセミナーでは紹介していきたい。

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新入生のための総合メディアセンター図書閲覧室ガイダンス

 期間:2009年4月9日(木)〜4月23日(木)

 時間:月曜から木曜の毎日12:15と19:00からそれぞれ30分程度

 集合場所:図書閲覧室カウンター前(11号館1階)

 申し込み:不要(先着順)

 ※希望により実施期間外でも可。要相談。

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ライブラリー・アドバイザー

 図書館利用上の質問・相談に応じてくれます。

 毎日12:00〜13:00,16:30〜17:30 館内を巡回

 オレンジ色のベストが目印

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【天気】晴れ。穏やかな春の日。

 4/1から,国会図書館OPACで日本占領関係資料とプランゲ文庫の検索が館外からもできるようになっていた。これは画期的なことだ。憲政資料室での調査時間を有効に使うことができる。

「日本占領関係資料」の検索ガイド(国立国会図書館憲政資料室)

【天気】晴れ。

 科学史学会の総務委員会。年度内最後の会議だった。今年度の会費収入が予算の約2/3,役員選挙の際の有権者数(今年度会費納入者)も公式会員数1000の約2/3だった。予想以上の危機的状況だ。本日役員選挙開票が行われ,次期役員が決まった。全会員を巻き込んだ根本的な改革を進めないと,この危機は回避できないと思う。

 事務所が国会図書館の裏手にあるので,会議の前に少し調べ物。久しぶりに憲政資料室に行って,GHQ/SCAP文書を見た。

【天気】晴れ。

 午前中,大学の委員会。午後,化学史学会の編集委員会。その合間に,上野の科学博物館で開催されている特別展「1970年大阪万博の軌跡 2009 in 東京」を見に行く。来年,大阪万博40周年を記念してリニューアルされる「鉄鋼館」の展示品を先行公開するもの。残念ながら,期待はずれ。大阪万博自体がチープな子供だましだったが,この特別展はそれをさらにチープに展示している。科博の常設展示が充実しているだけに,そのチープさが一段と際だっていた。唯一目を引いたのは,サンヨーの人間洗濯機の実物(YouTube)。福澤諭吉展を見に行った方がよかったかと後悔する。

【天気】晴れ。

 昨日、上野の国立科学博物館に久しぶりに行った。食堂と講義室に行っただけで、展示をゆっくり見る暇はなかったのだが、数十年前に行ったときとはまるで印象が違った。館内が一種の迷路のようになっていて、目的の場所にたどりつくのが大変だという点は改善の余地があるが、全体的に相当頑張っているという気がする。

 ただ、科学史学会との関係を疎かにし始めたことなど、国内ネットワークの要になろうという意識が低いのは残念だ。厳しい環境の中で、余裕がなくなったのだろうが。これまで長年科学博物館で開催されていた科学史学校(一般向け講演会)は、来年度から科学博物館では行えず、しかも広報の協力も得られず、漂流を始めることになる。

 7/30にBS朝日から届いた「世界の好奇心 ミュージアム・ジャーニー in ドイツ博物館」のDVDを見る(100分)。

 これは,今年5/11にBS朝日で放送されたものだが,その放送の存在は放送が終わってから,たまたまBS朝日のウェブサイトを見て気がついた。そのサイトには,学校関係者に番組のDVDを提供するとの告知があったので,すぐさま申し込んだ。それが先月末に届いて,今日やっと見る時間がとれた。

 この番組は,ドイツの日本人学校の小学生6人と写真家浅井愼平氏がドイツ博物館を訪問し,ドイツ博物館の展示物や運営方針などを紹介するという番組。ドイツ博物館の魅力を十分に伝えてくれるよい番組だった。

 これがBS朝日の1回だけの放送で終わってしまうのはもったいない。また,この番組は第2回ということで,第1回はイタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館が取り上げられたようだが,これも是非見てみたいものだ。

 私は,今から20年近く前にドイツで学会があったとき,ドイツ博物館の本館を少し見たことがある。しかし,その後に作られた2つの分館(陸・空の交通技術関係)は行っていない。航空博物館には修理工場があり,6年がかりで飛行機を修理し,展示物とする作業が紹介されていたが,素晴らしいことだと思った。ドイツ博物館では,展示物をきちんと修理してすべて動く形(動かそうと思えば動かせる形)で展示している。飛行機の場合は飛ばすことはできないのだが,それでも完璧に修理するというのだ。

 宿泊施設付きの付属図書館も紹介されていた。そこには,Kerschensteiner Kollegという研修機関も置かれ,ヨーロッパ中の研究者が集まって博物館における科学技術コミュニケーションについて議論していた。

 どうしても日本の博物館や文化行政と比較してしまう。日本の貧しさをどうすればよいのか。

【天気】晴れ。

 本学の図書館で,蓋の出来る飲み物の持ち込みと飲む行為がOKとなっていた。8月末までの試行を経て,問題がなければ9月から正式実施という。(学内のポスター

 このような状況で,授業中の飲み物禁止は難しいのかもしれない。私は,飲みたいなら教室の外で飲むように指導しているのだが。

 昨日,タイムドーム明石(築地)で上映しているプラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」をやっと観てきた。今月15日には終わってしまうのだが,何とか間に合った。

 静かで,深い作品だった。その深さは,背景知識を持っているとより増すことだろう。この作品を制作する上で収集された資料の紹介など,副読本のようなものがほしいと思った。3月には特別展で関係資料を展示していたようだが,今はそれもない。

 いろいろな可能性を考えさせてくれる作品だった。多くの場所で公開され続けることを期待する。

関係サイト
 プラネタリウム春番組(タイムドーム明石)
 プラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」 来年3月、東京で公開(産経ニュース)
 戦場に輝くベガ – 約束の星を見上げて(山梨県立科学館)
 Malicosmos(本作品を作った方のブログ)

【天気】晴れ。

 山梨県立科学館が製作したプラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」が東京の中央区立郷土天文館で上映されている(6/15まで)。一昨年山梨で上映していて,見に行きたかったのだが,遠いこともあり行く機会を持つことはできなかった。今度は近いので是非見に行きたいと思う。

参考:山梨県立科学館「戦場に輝くベガ」

 今度の日曜日が最終日となる展覧会「百学連環—百科事典と博物図譜の饗宴」を見る。場所は,トッパン小石川ビル内の印刷博物館。周辺に印刷関連企業が多い。古今東西の百科事典・図譜を見たが,あまりに多くてあまり印象に残らなかった。出口のアンケートで特に印象に残った展示を聞かれて困ったくらいだ。
 展示としては,常設展示も企画展に劣らず面白かった。活字印刷技術というのは素晴らしいものだと思う。今日はやっていなかったが,工房では印刷工が植字や印刷の工程を実演するらしい。一度見てみたいものだ。また,科学関係の書物や模型も多く(17世紀の顕微鏡や望遠鏡の模型もあった),科学史を学ぶ上でも良い施設だ。

【天気】晴れ。暖かい。

 麻疹の休講を利用して、東京国立博物館で開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ――天才の実像」展に行ってきた。技術者としてのレオナルドがよく表現されている興味深い展示だったと思う。科学技術史Aの授業で少し触れただけのレオナルドだが、受講生がこうした展覧会に行って、授業で扱ったことを深めてくれると理想的だ。博物館等の展示や企画展と授業を連動させるような授業を考えてみようかと思った。図録も良くできている。2000円なのでとてもお買い得だと思う。
 工科系の学生に見てもらいたい。この展覧会は6月17日(日)まで。

【天気】晴れ。日差しは強いが、風は涼しい。