レポート

 コピペルナーはだいぶ前に入手していたが,Officeのバージョンが古かったため,使えないでいた。本日,Office 2010をインストールして,コピペルナーを試す。もう成績は付けてしまったものだが,前期のレポートの一部についてコピペルナーにかけてみた。1行程度コピペをしていたレポートを一つ見つけた。大幅なコピペは見つからなかった。しかし,キーワードを5つしか入れられないため,テーマが広い場合のレポートについては何度かキーワードを変えて試さなければならないだろう。提出されたレポート間のコピペがないか調べたが,これについてはなかった。

【天気】晴れ。

 先日図書館に行ったら,図書館の利用法を分かりやすくまとめたチラシがあった。図書館のサイトを見たところ,そのチラシの内容は掲載されていなかったので,カウンターの職員(たぶん外部委託先の人)に,図書館のサイトに掲載するようお願いしたところ,図書館のサイトはメディアセンターの管理なので自分たちでは掲載できないという。そこで,メディアセンター(図書館の一階上の階にある)に行ってお願いした。検討して,結果を知らせてもらうことにしたが,その後なんの音沙汰もなかったので,どうしたかと思って図書館のサイトを見たら,掲載してあった。この件については,フレッシュマンセミナーで学生に知らせたかったので急いでいたのだが,今日の授業には間に合わなかった。かろうじて来週が最終回なのでそこで知らせることができるが,レポート作成の課題を出したところなので,一週間の遅れは大きい。

館内利用者ガイド 好評の館内ガイドをネット上でも公開(総合メディアセンター 図書サービス お知らせ)

【天気】晴れのち雨。

 かつては毎週レポートを書いてもらって,それを採点・添削して返却していたが,最近はたまに出すレポートでもかなり厳しい。その原因は,いくつかの授業で新しい内容を取り入れているので,その準備に時間がかかっていることだ。それでも,フレッシュマンセミナーでは,できるだけきちんと返そうと思っている。今回はぎりぎりになったが,何とか授業に間に合った。

【天気】曇りのち雨。

 早稲田大学商学部では,レポートで剽窃があった場合,退学または無期停学になるという。アメリカなどではそうした厳しい処分があると聞いていたが,日本での事例は初めて知った。

参考:レポートにおける不正行為とその処分について(早稲田大学商学部)

【天気】晴れ。

 今日は,成績表配布の日。学生を待っている間はまとまった仕事ができないので,研究室にある文庫本をシリーズ毎に整理した。同じデザインの背表紙が並んだのを見るのは気持ちよい。今度は,新書を整理したくなった。

 成績について質問しに学生が来た。成績資料を揃えておいたので,すぐに対応することができた。誰も来ない学期もあるので,来てくれると準備した甲斐がある。レポートにウィキペディアからのコピペがあったので,レポートが0点になったことを説明した。合せて,どうすれば剽窃にならないかも簡単に説明した。

 コピペルナーが届いた。インストールしてみて,使い方はだいたいわかったが,実際に大量の学生のレポートをこれで判定してみないと使い勝手や有効性などは分らないと思う。来学期に試してみたい。

 2/2に剽窃に関するシンポジウムに参加してから,もらった資料を読み返し,聞いた話を思い返しながら,剽窃問題について考えている。

 インターネットの発達により,学生が簡単にネットからコピペしてレポートを作れるようになった。これまでのようにレポート課題を出すと,ぞろぞろとコピペ・レポートが出てくることになる。こちらも,ネットで検索するとある程度はソースを発見することができ,非常に不愉快になりながら減点をすることになる。その不愉快さと時間・労力はばかにならない。こうして剽窃が問題化されてきた。

 まず,コピペ・レポートを発見する手間が問題だ。時間と労力をかければそれなりにできるが,こうした「後ろ向きな作業」はできるだけ省力化したい。そこで,コピペルナーの誕生となった。外国では,Turnitinなど同様なサービスがかなり前から存在するという。

 さて,これからはレポートをコピペルナーにかけて剽窃を発見し,減点したり,処分したりしていけば,剽窃はなくなっていくのだろうか。外国の経験からすると,それは無理のようだ。最近は,剽窃を防ぐ効果は,罰則よりも教育のほうが強いという議論もある。先のシンポでは,これからは日本でも外国のように剽窃について厳しく対応していこう,という雰囲気が強かったが,それだけでは失敗が約束されていると考えるべきだろう。もちろん,シンポでは処罰と並んで教育の重要性が繰り返し強調されていたが。

 さて,ではどう教育すべきか。価値と技術の両方を教えなければならない。まず,大学(広く学問の世界)では,何を大事にしているのかということを知ってもらい,その価値観を共有してもらわなければならない。そしてまた,その価値を実現するための技術(具体的には,引用・言い換え・典拠表示)を身につけてもらわなければならない。

 大学全体で取り組むべきこともあるし,個々の教員が授業で取り組むべきこともあるだろう。

 大学全体としては,学生が守るべき倫理規定の中に剽窃の禁止を明記する,剽窃に対する処罰規定を定める,すべての新入生に剽窃を避けるための教育を施す,などがある。

 私としては,シラバスで剽窃に対する私のポリシーを明示するとともに,レポート課題を出すときには,レポートが満たすべき要件をできるだけ詳しく示していきたい。また,剽窃とは何か,それを避けるにはどうすればよいかを理解するための自習用教材を用意することも考えたい。その上で,コピペルナーを活用し,剽窃には厳しく対応していきたい。

参考:

【天気】晴れ。

 一橋大学のFDシンポジウム「レポート剽窃問題を考える」に参加。学内者がメインのシンポだったと思うが,学外者も多かったように思う。

 剽窃レポート対策は三つ。レポートの書き方を指導する。剽窃レポートを発見する(コピペルナーなどが有用)。剽窃を不正行為として対応する。三つ目は個人では限界があるが,他の二つは個人でもある程度できる。レポートの書き方には,レポート課題の出し方も含まれる。漠然とした課題はダメ。条件をいろいろ付ける。フィードバックが大事。コピペルナーで剽窃発見の省力化がなされるのはうれしいが,レポート指導はなかなか省力化できない。また,時間もかかる。個人でできることとしては,自習教材を作成し,活用させることくらいか。

 東大教養学部では,理科生向け英語のAcademic Writingの中で,また文科生には基礎演習で,剽窃問題について扱っているという。前者では「自分の言葉?他人の言葉?」「知識のうらづけ/情報のみなもと」というパンフレットが,後者では『知の技法』が教材として使われているそうだ。

関連リンク:

【天気】曇り時々晴れ。昨夜は久しぶりの雪。

 時間がかかっていたレポートの採点が終わった。100名中15名が剽窃(コピペ)レポート。その多くはフレッシュマンセミナーを受けていると思うのだが。また,フレッシュマンセミナーで学んだはずのレポートの書き方,特に形式的なことがほとんどのレポートで十分には考慮されていない。何とかしなければならない。

 2/2に一橋大学で全学FDシンポジウム「レポート剽窃問題を考える」が開催されるという。コピペルナーの考案者も講演するということで非常に興味深い。

【天気】晴れ。

 前から注目していたコピペレポートを発見ソフトが発売されたという。コピペルナーというその名前は,「コピペる(コピー・アンド・ペーストする)」という動詞の否定命令形「コピペるな」から来ているのだろう。教員からのメッセージでもある。

 剽窃レポートの発見に威力を発揮してくれるのではないか。

【天気】晴れ。

 今度のセンター試験監督説明会。今回は,センターからのリスニング試験説明ビデオを見た。分かりやすいが,複雑であることは変らず,負担の多い試験だ。

 授業が終わった科目の成績評価も。レポートで剽窃がなくならない。これで単位を落とす学生が少なくない。しかし,以前に比べると減ったと言えるだろうか。

 授業評価アンケートに,パソコンでゲームをやっている学生がいて,マウスのクリック音がうるさかったので注意して欲しかったと書かれていた。毎回の授業でコメントを書いてもらっていたのに,なぜもっと早く書かなかったのか。とはいえ,授業中にパソコンでゲームをやっている学生を発見するのはなかなか難しい。迷惑だと思った学生が自分で注意するのが一番早いのだが。

【天気】晴れ。

 今日は,人間科学科目に関するアンケート調査の2日目で,1限から授業がある。非常勤の先生にアンケート用紙をお渡しするので,講師室で待機。総合演習の個人レポートの締切が1週間後なのだが,書き直し書き直しで,個人指導が続く。6人しかいないが,読んだり,面接したりと結構忙しい。授業の方は,今日から第12週目ということで,実質的には最後の授業となる。いよいよ終わりに近づいてきた。

【天気】雨。次第に強い降りになってきた。

 技術の社会史の2回目のまとめのレポートの採点を続ける。なかなか終わらない。それに加えて,総合演習の個人レポートの指導もある。こちらは担当学生が6名だけなので面接指導で丁寧にやっている。大学と学会のアンケートのお世話も加わり,忙しさが増している。

【天気】晴れ。

 またレポート読みの季節。昨年度は毎週だったが,今学期は学期で3回に減らした。調子が出るまで時間がかかる。

【天気】晴れ。

 レポートにおける剽窃行為に対して私は厳しく対応しているが,試験における不正行為(カンニング)と同様の対応をしている大学が日本にもあることを知った。早稲田大学である。

 ちなみに,早稲田では,今年度から「アカデミックリテラシー」という科目を開講しているそうだ。教科書も市販されている。ウェブ版もある。

【天気】雨。

 先生方のJABEE関係資料を整理していて,ミスプリやチラシの裏紙に手書きまたはプリンター印字したレポートが提出されていることを発見した。私の10年以上の教員生活でそのようなレポートを受け取ったことはないので,少々驚いた。フレッシュマンセミナーのレポートの指導では,先生に提出するレポートに裏紙を使わないように注意しなければならないと思った。

【天気】晴れ。

 今学期もコピペ(剽窃)レポートがいくつかあり,単位を落とす学生が出てきてしまったが,どうすればコピペを防止できるか。コピペをしてはダメだと言うだけでは効果が薄い。次のような論文を見つけた(ブログ)。参考になるだろうか。

8/6追記:

 読了。レポート指導のための参考になった。特に,見本を示すことの重要性が再認識できたように思う。今学期のフレッシュマンセミナーテキストには,レポート見本が載っていて,それときわめて似たレポートが出てきて苦慮したが,見本のレポートを真似すること自体は悪いことではない。見本レポートのテーマとは違う分野のテーマを学生に課すことで,この問題はクリアできるだろう。

 この日誌の以前の書き込み「コピペ問題」で,すでに米澤さんの文章に言及していた。上記の『情報管理』の論文の内容は,次のウェブページの内容とほぼ同じである。

 フレッシュマンセミナーのレポートの採点を終えた。教科書があり,そこに見本のレポートが載っていたので,形だけはそれなりに整ったレポートが多かったように思う。

 さて,今回のフレッシュマンセミナーで教えたことで確かな手応えがあったことが一つある。それは,先生に対してレポートを送るときのメールの書き方だ。3回ほどその機会があったが,1回目は,本文がなく,ただファイルを添付しただけのメールがたくさんあった。先生にメールを出すときはこのようにするものだ,ということで手本のメールを示した。学生の中にはそれを書き写す者もいた。そして,2回目のメールからはほとんどの学生が私の示した通りのメールを送ってくるようになった。ケータイメールしか出したことのないような学生には,こうした指導が必要であり,しかも極めて有効なことがよく分かった。

 別の授業だが,遅刻してきた学生が堂々と教室に入ってきて人の目の前を横切っていくことがよくあった。そのような学生が何人も続くと腹が立ってしかることがあったのだが,ある時,「このような場面では,すまなそうに身をかがめて入ってくるものだ」と教えたら,次からはそうする学生が(全部ではないが)何人か出てきた。礼儀やマナーに反することをする学生は,これまでにそうしたことをきちんと教えられてきていない可能性がある。まずは教えることが大事だと思う。

【天気】晴れ。

 レポート読みと成績評価を続ける。今日で一通り終える予定だったが,1科目(フレッシュマンセミナー)だけ残ってしまった。月曜の成績会議までに終わらせねばならない。

 フレッシュマンセミナーの最終レポートは,まだまだ不満足な出来。これをもう一度フィードバックするとかなり良くなるのだろうが,これが最終なのでそれができない。授業運営をさらに工夫する必要がある。

【天気】曇り時々雨。夕方から系列懇親会。

 成績を付けるために以前授業で書いてもらった小レポート(感想カード)を読み返していたら,代筆と思われるものを発見した。学籍番号を間違っていたり,学籍番号が書いていなかったりで,不審に思って並べて見比べてみると筆跡も,文体も異なっているものがいくつかあった。このような例は初めてだ。当然,単位取得は不可能となる。このようなことをしなければ,単位は取れたであろうに。

【天気】曇り。

 最終レポートの採点。2年生がメインだが,形式的に問題が多い。昨年,フレッシュマンセミナーを受けて,一通り学んだはずなのだが。フレッシュマンセミナーの効果を過信せず,今後はレポート課題を出すときに注意事項を列挙しておこうと思う。

<よくある問題点>
・ですます調で書いてある
・である調とですます調が混在している
・小見出しがない
・段落の冒頭を1字下げていない
・意味のまとまりとしての段落(パラグラフ)を無視して,適当に改行する
・段落の間に空行を入れる
・引用文にアンダーラインを引く
・必要以上に長い引用を行う
・自分で書くべき文章を引用文で済ませる
・事典(Wikipediaを含む)から引用をする
・序論・本論・結論の構成になっていない
・授業プリント以外の文献を参照していない
・注や文献表がつけられていない
・論点が明確でなく,感想文になっている

【天気】雨。大学の徽章(バッジ)が届いた(画像はこちら)。国会議員が襟に付けているようなものだ。貸与されたものなので,なくさないようにしなければならない。

 名古屋大学高等教育研究センターから『かわらばん』夏号(2009.7)が届いた。いつもありがとうございます。

 トップ記事は,「身近な小道具を教室に」ということで,私語を止めさせるためのベルなど,いろいろ小道具が紹介されている。「よくできました」などの小学校でよく使われているスタンプも紹介されているが,名古屋大学の学生にはどうだろうか。案外好評なのかも知れない。私としては,レポートのコメントでよく使う文言をスタンプにしておいたら便利かと思う。

 また,大学教員準備プログラムの案内も出ていた。回数を重ねて,かなり定着してきているのではないだろうか。

【天気】雨のち曇り。朝は過ごしやすかったが,また暑くなった。一日,成績付け。

 明日は今学期最後の授業。そこで返却できるように,今日は一日レポート採点。

【天気】晴れ。関東地方梅雨明け。

 授業内レポート方式はやめたのだが,結局毎週のように大量のレポート読み,採点・コメントをすることになっている。新入生向けのフレッシュマン・セミナーもレポートが3回あり,けっこう大変だ。しかし,1年の段階でこれをやっておけば,後がかなり楽になるのではないだろうか。レポートの指導法も少し見えてきた気がする。

 今学期も,授業が終わりかけた時点で授業の反省をする。

全体的に

 今学期は,新規科目はなかったものの,新しい試みをいくつか行ったため,授業準備の忙しさは例年とさほど変わらなかった。しかし,授業に支障が生じるようなことはなく,全体的に一定の水準を保つことができたと思う。

配付資料

 今学期の新しい試みの第一は,パワーポイントのスライドで見せた内容の文字部分のみを印刷した資料を毎回配布したことだ。教科書に沿って進めたフレッシュマンセミナー以外のすべての科目で実行した。ノートをとる労力を省き,講義を聴くことに集中できるようにとの配慮からである。しかし,ノートをとる必要が少なくなると,気がゆるんだり,眠くなったりしてかえって良くないかも知れない。配付資料の是非については,受講生の様子や意見なども参考にして判断していきたい。

ビデオ

 今学期の新しい試みの第二は,授業で見せるビデオをDVDから再生するのではなく,mpegファイルに変換してパソコンで再生するようにしたことである。これは学生からするとほとんど変化はないように見えるかも知れないが,ディスクの入れ替え時間が省けたり,ディスク交換時のパソコンのフリーズがなくなったりと,よりスムーズな授業進行が実現できた。

授業内レポート方式について

 今学期は,毎回の授業でテーマを与えてレポートを書いてもらう「授業内レポート方式」は採用しなかった。毎週大量のレポートの採点をする余裕がなくなったためである。しかし,「科学の社会史」では計3回,「技術者倫理」では計2回の授業の最中にレポートを書いてもらった。簡略化した授業内レポートということもできよう。レポートは次の回までに採点し,簡単なコメントを付して返却した。レポートは回数を重ねるごとに良くなっている。

授業サイトについて

 今学期も,WordPressを用いたシンプルなサイトを構築。デザインは先学期と同じである。授業評価アンケートの結果を見ないと正確には分からないが,今学期も授業サイトを利用した受講者は少なかったようだ。授業サイトを使わせる工夫をしない限り,この傾向を変えることはできないようだ。

講義について

 授業方法は,先学期と変えていない。基本的にパワーポイントを見せながら解説し,時々ビデオを見せるというものである。レポートを書く回以外は,講義時間が約1時間で,残りはコメント(小レポート)の紹介とコメントの執筆に充てられた。

「科学技術コミュニケーション」の内容について

 昨年度とほぼ同様の内容を行う予定だったが,5月頃から社会問題になった新型インフルエンザに関するリスクコミュニケーションの話題を急遽取り入れた。

「フレッシュマンセミナー」の内容について

 今年度から市販本の教科書『フレッシュマンセミナーテキスト』(東京電機大学出版局発行)を使うことになり,ほぼ教科書に沿った授業を行った。それに伴い,本学の歴史に関する内容はほとんど取り扱うことができなかった。それでも,教科書の内容をすべて時間内にこなすことは難しく,どこかをうまく省略ないし簡略化する工夫をしなければならない。

「科学の社会史」「科学技術と倫理」「技術者倫理」の内容について

 前年度とほぼ同じ内容。前年度の教材をそのまま使ったので,授業の準備は比較的楽だったが,配付資料の作成・印刷とDVDからmpegファイルへの変換にはそれなりの手間と時間がかかった。

成績評価について

 今学期も,定期試験は実施せず,授業内レポートなどレポートでの評価をメインにしている。これまで,全体的にかなり良い成績となったが,今学期も同様の傾向となることを予測している。

 明日返却予定のレポートの採点。ぎりぎり終わる。成績は,第1回に比べてだいぶ良くなっている。2回,3回と回数を重ねる毎に良くなるのはこれまで経験してきたことだ。今回は,その様子をグラフにして学生に知らせようと思う。

【天気】晴れ。真夏のように暑い。

 いよいよ明日の科学技術コミュニケーションの授業で新型インフルエンザについて講義する。準備はぎりぎり。宿題レポートも出すのだが,その出来はとても楽しみである。英文資料を読ませるからだ。私の授業では初めての試み。課題は,日本とイギリスの政府による新型インフルエンザのリスクコミュニケーション比較。イギリスの資料は実に易しい英語で書かれているので大丈夫だと思うのだが…。ちなみにこのパンフレットには音声ファイルや英語以外の版もある。ただし,日本語版はない。

6/11追記:WHOは明日,フェーズ6(パンデミック)を宣言するようだ。授業にとってはよいタイミング。

6/12追記:無事授業終わる。この1か月ほど,新型インフルエンザ関連の番組・ニュースを録り溜めてきたが,結局NHKの「追跡!AtoZ」を利用した。今回は現在進行中の事例なのでもっと中途半端なものになっても仕方ないと思っていたが,かなりまとまりのある話ができた。時間配分もぴったりで,久々に気持ちよく講義ができた。

【天気】昨日梅雨入り。雨のち晴れ。健康診断。初めて眼底検査というものを体験する。まぶしかった。

 何とかレポートの採点が終わった。毎回の授業でレポートを書かせる授業内レポート方式は体力の限界を感じてもうやめたのだが,学期に数回のレポートはまだ続けている。1週間で採点・コメントをするのは,100枚を越えるとやはりきつい。しかり,これを2回,3回と繰り返すとそれなりの目に見える効果が出てくるので,きついけれどももう少し続けたいと思う。

【天気】晴れ。

 今学期2週目が終わった。私の授業は,ガイダンスを受けずに出てくる学生も少なくないのだが,シラバスと授業サイトによりフォローはしているつもり。

 今学期の新しい趣向は,授業中に見せるスライドの文字部分のプリントを配布すること。これまでの学生による授業評価で「教科書や配付資料の利用は適切でしたか」という項目の評価が低かったのを改善する試みだ。これまでもウェブサイト上では提供していたが,ウェブサイトから自分でダウンロードする学生はごく一部に限られていたので,「過保護」をすることにした。

 もう一つは,授業中に見せるビデオをDVDドライブで再生するのではなく,パソコン内の動画ファイルを再生する形に変えること。受講者が見る映像はほとんど変わらないが,再生までの時間が短縮でき,よりスムーズな授業進行が実現できるはず。DVDドライブを使うと,ディスクの入れ替え時にトラブルが発生することが多かった。

 先学期まで行っていた授業内レポート方式は基本的にやめることにした。毎回採点・添削して返却する体力が無くなってきたからだ。レポートの多読は特に目に負担となる。また,受講者の負担も大きく,受講者減少の原因となったようにも思われるので。ただ,授業後の感想文は毎回書いてもらって次の授業で紹介・コメントしていく予定。

【天気】曇りのち雨。

 慶応大日吉メディアセンターのサイトで、KITIE (Keio Interactive Turorial on Information Education)というのが公開されている。レポートの書き方などに関する様々な情報関係スキルを自習するためのもの。小テストなどもあり、きちんと自習できるようになっている。フレッシュマンセミナーの指導の参考になるとともに、学生にも薦めたい。

追記:プレテストをやったら、20問中2問間違い、評価はBだった。少しくやしい。

 JapanKnowledgeにコピペ問題に関する講演の報告が掲載されていた。「第10回図書館総合展」(2008年11月26日開催)のフォーラムの報告である。

 フレッシュマンセミナーでの指導の参考になるともに、これらの記事自体を学生に読ませたい。フレッシュマンセミナーの方向性は間違っていないとの感触が得られた。また、今年発売されるというコピペ検出ソフトを手に入れたい。手作業で検出する時間と手間は馬鹿にならないので。

 また、同じ場所(JKボイス お客様の声:セミナーレポート)に掲載されている米澤氏の事典活用に関するレポートも参考になる。ちなみに、このコーナーは情報リテラシー教育についての有用な情報が多い。

 先に採点した3年生の科目では約3割のレポートにウェブページからのコピペ(剽窃)が見られたが、別の2年生の科目でも、約3割のレポートにウェブからの剽窃が発見された。

 これらの学生の多くは、1年次にフレッシュマンセミナーを受講しており、そこでは剽窃をしてはいけないことがきちんと教えられたはずである。2年生の剽窃者のなかに私のフレッシュマンセミナー受講者がいなかったのは、せめてもの救いだ。

 今後は、それぞれの授業において、レポートを課すときに剽窃をしないようしつこく指導せねばなるまい。

【天気】晴れ。

 最終的には33名中9名のコピペを見つけた。予想外の多さだった。中には,ウィキペディアからかなりの部分をそのまま貼り付けているものもあった。また,貼り付けている部分の文字の色が異なり,コピペが一目瞭然のものもあった。

【天気】雨。東京などでは初雪とのこと。

 新年早々,レポートのコピペに悩まされる。立て続けに5人見つけてしまった。コピペが蔓延している可能性がある。これまで採点してきたレポートを再チェックして,できるだけ見つけなければなるまい。非常に非生産的な仕事だ。

 年内最後の出勤。レポート読み。総合演習の全受講者のレポート採点もあり,残りは年明けに。

【天気】晴れ。寒さが増してきた。

 最終回の授業では「この授業で学んだこと」というテーマで授業内レポートを書いてもらった。どの程度深くこの授業を理解してくれたかがとてもよく分かる。試験ではなかなか分からないことだ。また,レポートの書き方を学んだというものも少なくなかった。A4で1枚程度,文字数にすればせいぜい800字程度のレポートだが,本文には感想を書かない,序論・本論・結論の構成を守る,段落分けをする,辞書を引く,といったレポートの基本をしつこく指導した結果,それがある程度身に付いて,他の授業でも役立っているという。このレポートとは別に答えてもらった授業評価アンケートも見ないと何とも言えないが,現時点ではまずまずと言って良いように思える。

【天気】晴れ。

 今学期も,授業が終わりかけた時点で授業の反省をする。

全体的に

 前期に引き続き,今学期も新規科目があり,授業準備に追われた。他方,二部の授業で「技術者倫理」が受講者なし(今学期非開講)となったため,過密スケジュールだった水曜日は少し余裕をもって授業ができるようになった。

授業内レポート方式について

 今学期も授業内レポート方式を採用した(「技術の社会史」で)。これで3学期目となる。毎回書いてもらう方式(全12回)だったが,採点が体力的にかなりきつくなってきた(毎週150枚ほど)。前期の「科学の社会史」で行ったように,レポートを一学期に3回程度に減らした方がよさそうだ。

授業サイトについて

 今学期も,WordPressを用いたシンプルなサイトを構築。デザインは先学期と同じである。一方的な情報提供には,これが良さそうである。

 総合演習の個人レポートの指導には,Moodleのサイトを利用した。こちらは,ワードファイルの提出や受講者相互でのコメント付けなどに便利。

講義について

 授業方法は,先学期と変えていない。基本的にパワーポイントを見せながら解説し,時々ビデオを見せるというものである。授業内レポートを書いてもらう科目(技術の社会史)では,講義時間は30〜45分程度。残りは,レポートの返却や講評とレポートの執筆に充てられた。授業内レポート方式でない科目(科学技術と倫理)では,講義時間が約1時間で,残りはコメント(小レポート)の紹介とコメントの執筆に充てられた。

「科学技術と倫理」の内容について

 これは,今学期初めて実施した講義であり,内容を一から作っていった。ウランの核分裂の発見の話から始めて,現在の核拡散問題まで,核兵器に関わる問題を幅広く講義した。ビデオを多用した。毎回,授業の最後に問題提起をして自分の意見を書いてもらい,次の回の最初に紹介した。

 授業の準備は大変だったが,自分としてはとても楽しめた。ビデオの選択・編集にかなり時間と手間がかかったが,来学期からはこれが軽減されるため,準備に余裕ができるだろう。

「技術の社会史」の内容について

 昨年度とほぼ同じ内容。来年度は,授業内レポートの回数を減らす分,より余裕をもった講義ができるにしたい。

成績評価について

 今学期も,定期試験は実施せず,授業内レポートなどレポートでの評価をメインにしている。先学期はかなり全体的に良い成績となったが,今学期も同様の傾向となるだろう。評価の回数を増やすと,全体の成績がよくなる傾向がある。学生の学習時間は評価の回数に比例して多くなり,それだけ成績が良くなるのかも知れない。

 今学期最後の授業準備。あとは、授業をし、レポートを読み、採点をするだけ。

【天気】晴れ。

 今週は後期授業の最終週(月曜のみが1月まで続く)。山は越したのだが、レポート読みはしばらく続く。このやり方は今学期が最後となるだろう。目と神経を酷使するので長続きしない。

【天気】晴れ。