科学技術と倫理

 今日は,成績表配布の日。学生を待っている間はまとまった仕事ができないので,研究室にある文庫本をシリーズ毎に整理した。同じデザインの背表紙が並んだのを見るのは気持ちよい。今度は,新書を整理したくなった。

 成績について質問しに学生が来た。成績資料を揃えておいたので,すぐに対応することができた。誰も来ない学期もあるので,来てくれると準備した甲斐がある。レポートにウィキペディアからのコピペがあったので,レポートが0点になったことを説明した。合せて,どうすれば剽窃にならないかも簡単に説明した。

 広島平和文化センターのウェブサイトで私が担当している科目「科学技術と倫理」が広島・長崎講座として紹介したとの連絡が来た。新しいためか,トップにあげられていて目立つ。その後,小包でDVD3枚,本3冊,その他小冊子などを含む教材用資料が届いた。一通り目を通すのも大変なほどだ。多くの資料は英語版や対訳があり,外国人でも使えるようになっている。広島・長崎講座として外国の大学の講座も認定されているが,こうした資料はとても役に立つだろう。

【天気】晴れ。

 (財)広島平和文化センターでは,国内外の原爆関係の大学の講座を「広島・長崎講座」として認定しているそうで,私が担当している「科学技術と倫理」に関して打診があり,承諾したところ認定書が届いた。近々,同センターのウェブサイトでも紹介してもらえるという。多くは平和学などの関係の科目なので,科学史やSTS関係ではまだ珍しい。

 「科学技術と倫理」「科学技術コミュニケーション」についても受講者の感想・意見をまとめる。これらの科目は,受講者数も少ないこともあって,要改善点以外の感想についてもまとめることができた。「科学技術と倫理」については,今週の科学史サマースクールで報告するので,配付資料を作成した。

【天気】晴れ。朝夕は涼しくなった。

 来週開催される科学史サマースクールでは,参加者による実践報告の時間が設けられるとのことで,早速申し込みをする。現在私が担当している科学史関係の授業のうち「科学技術と倫理」を報告することにした。配付資料は10枚まで可とのことで,原稿を用意。主な部分は既にあるシラバスと講義メモだが,冒頭に簡単な授業の紹介を添えた。2ページを1枚にまとめたので,20ページ分の資料となった。

【天気】晴れ。一斉休暇明けの大学。最上階の部屋は天井からの熱でクーラーの効きが悪い。

 今学期の「科学技術と倫理」の授業では,核兵器の歴史を扱ったが,その一つの回で「冷戦下の核実験と新たな被ばく者」を扱った。授業ではアメリカの例を紹介したが,その他の核兵器保有国も同様の新たな被ばく者を生み出している可能性はあるが,十分な情報がないので授業では扱えなかった。

 今日7/11の東京新聞で「新疆ウイグル自治区で核実験46回 日本人観光客も被ばくか シルクロード番組でブーム NHK,危険知らず?」という記事が載っていた。情報源は札幌医科大学のT教授。放射線防護学の専門家だ。著書・論文多数。ウェブサイトも解説している。少し勉強する必要がありそうだ。

【天気】晴れ。

後期第1週終わり。ガイダンス。今学期からの新しい科目(科学技術と倫理)は完全な自転車操業。つらいが,楽しくもある。

【天気】雨。台風13号が接近中。