7月4日

 この週末,明治大学駿河台キャンパスで開催された化学史学会の年会に参加。専修大の先生による特別講演の座長を務めた。金曜日の午後は,都内エクスカーション。初めて行くところばかりであった。

【天気】晴れのち雨。

 本学の図書館で,蓋の出来る飲み物の持ち込みと飲む行為がOKとなっていた。8月末までの試行を経て,問題がなければ9月から正式実施という。(学内のポスター

 このような状況で,授業中の飲み物禁止は難しいのかもしれない。私は,飲みたいなら教室の外で飲むように指導しているのだが。

 ここで言っているのは,長髪の学生ということではなく,授業中に髪の毛を伸ばす器具(ヘアーアイロンというらしい)を使って髪を伸ばしている男子学生がいたということである。寝癖のついた髪を電熱線で温めた2枚の板に挟んで伸ばすような電気器具である。ちなみに,この教室には全ての席に個人用のコンセントが付いている。

 まず,そのような器具を大学に持ってくること自体が私には不思議だが,それを授業中に教員の目の前で使っていることがなお信じられない。31名のクラスだ。嫌でも目に入ってくる。

 17年近くの教員生活で初めての体験だった。私はちょっとショックを受けたので,その場で注意をする気にはなれず,授業が終わってから,私の気持ちを学生に伝えた。学生は,自分が何か悪いことをしたのかというようなきょとんとした顔をしていた。

 その「事件」の前にも,授業が始まるなり,シュポッといういい音を立てて缶の蓋を開けている学生がいた。朝の9時から宴会か?と思ったら,缶コーラだった。夜間の授業ならまだ許せるが,朝の1限からくつろぎすぎでは? これも一言いいたかったが,授業が終わってから言った。

 彼らに共通しているのは,全く悪気がないことである。優等生的ではないが,かといって不真面目そうな学生でもない。いやむしろ真面目だ。話してみてそう思う。ただ気の使いどころが違うのだろう。

 これまでは,「行為」を発見し次第,その場で(大声で)注意することが多かったが,最近は悪いと思っていない学生にどれだけ意味があるのかと疑問を感じて,静かに自分の気持ち(不快感)を伝えるようになっている。これで少なくとも私がどのような感性・価値観を持っている人間なのかは分かってもらえるだろう。また私自身の気も少し収まる。異文化コミュニケーションのトレーニングが必要かもしれない。

【天気】雨のち晴れ。

 今日は科学技術史Aの月曜クラスの最終回。最後に学生による授業評価調査をやった。本学では、この調査は義務ではないようだが、かなりの先生がやっている。大学で作った調査用紙があって、それを使うと楽だ。11問あり、最後の2問は独自の質問ができるようになっている。私は、「この授業の学習にシラバスは役立ちましたか?」と「この授業の学習に授業ウェブサイトは役立ちましたか?」を付け加えた。
 アンケートが終わり、教務課に提出すると、その日の夕方には集計したデータが学内便で送られてきた。その素早さに感激。併せて、今日締切の自由レポートも教務課から届いていた。
 ちなみに、授業アンケートの結果は予想よりよかったので一安心。まだ全クラス集まっていないので何とも言えないが、本学での最初の授業にしてはまあまあかと思う。

 図書館(正確には総合メディアセンター図書閲覧室)に本を返しに行ったら、試験前だからか、学生が大勢勉強をしていた。それはいいのだが、ペットボトルやら紙パックのジュースやらを持ち込んでいるのがやたらと目に付いた。携帯電話の充電をしている者もいた。図書館を自分の部屋と勘違いしているような学生が多いのに驚く。一々注意して回りたかったが、時間がないので、図書館職員に言ったら、放送をすると言っていた。図書館員も忙しいのだろう。

 今年から大学教員による高校訪問を再開したとのことで、私も2校ほど高校を訪問することになった。本学に来てまだ3か月しかたっていないので、訪問しても本学の説明がうまくできるかどうか。とりあえず、本学の今年度版大学パンフを読んでいる。100ページ以上あり、内容豊富で読むのが大変だ。大学で何が学べるか詳しく知りたい人にはとてもいいパンフだが、大学についてざっと知りたい人には詳しすぎる。見出しだけを拾い読みするのがいいだろう。

【天気】雨。朝から本降り。涼しいのはよい。