7月8日

 定期試験問題を事務に提出。定期試験をするのは久しぶりだ。近年はレポートで成績を付けていた。大学から授業回数をできるだけ15回とするように要請があったので,定期試験を授業回数にカウントするため,いくつかの科目で定期試験を復活させた。(本来は,試験は授業回数にカウントすべきではないのだが。)

【天気】晴れ。夏のように暑い。

 Sさんから,新著『害虫の誕生——虫からみた日本史』(ちくま新書,2009.7.10)を送ってもらった。害虫が誕生するとは? 多くの人が不思議に思うかも知れないところから始めて,人間と自然との関わり,その変化と科学技術との関わりなど,科学技術史および環境史の重要なテーマを身近な「害虫」をもとにして展開している。一見,科学史の本には見えず,またそこに収まるものでもないテーマを扱っているが,科学史家がこのような本を書くことができることを示してくれたことは実にうれしいことだ。

7/17追記:読了。生物学史(応用昆虫学史)に疎い私にとっては,とても興味深く読むことができた。私の科学史の授業はどうしても物理・化学中心になってしまうので,本書のような話題を取り込むことでより視野を広げることができそうだ。

7/21追記:本書にはサポートページが設けられている。正誤表なども掲載されている。

【天気】雨のち曇り。蒸し暑い。

 残り少ない授業の準備など。高校訪問のアポイントメントも。授業の方が一段落つかないとなかなか行く気になれないものだ。

【天気】曇り。

 高木仁三郎『市民科学者として生きる』(岩波新書、1999年)を遅ればせながら読了。『おはようからおやすみまでの科学』と共に、科学技術史Aの講義最終回の参考文献として紹介するもの。この講義を聴いたうえでこれらの本を読むと、現代科学技術の理解がより深まるだろう。

【天気】晴れ。

 自由レポートのことで、何名か学生が研究室まで聞き来た。それ自体は、とてもいいことなのだが、何でいま頃?という感じだ。遅すぎる。締切まで1週間を切っているのに、これから文献を探して書こうなんて、ほとんど無理だと思うのだが。もしかして、レポートというのは締切1週間前からやればいいものと思っているのでは? レポートについては、もっと早くから、もっと詳しく指導しなければならないようだ。

 昨日、研究室のテーブルと間仕切りが届き、研究室に必要な物がほぼ整った。パソコン関係は比較的早く来たが、本棚等が遅かった。パソコン本体はPowerBook G4 12inch。これにモニタとキーボード等を外付け。パソコンのモニタ(Apple Cinema Display 23inch)とマウス(Logicool MX1000)、そしてデスクライト(Artemide Tolomeo Tavolo)には少し贅沢をした。
 机をはじめとして、この部屋の基調は灰色だが、それとマッチして、しかも少し明るくなるよう、できるだけ白とシルバーの物を追加した。
 パソコンはMacに変えた。ずいぶん前にはマックを使っていたが(Mac OS 8.1まで)、まわりがWindowsなので互換性を考えてWindowsに乗り換えた。これには、Windowsに小型ノートパソコンが続出したことも関係している(Libretto, VAIO, Let’snoteなどいくつも買った)。それにMacは高かった。
 そろそろMacもいいかなと思い始めた。Windowsとの互換性もかなり良くなったし、値段も手頃になった。周辺機器の点では自由度が少ないが、何とかなる程度ではある。IntelマシンにMac OSが載るようになれば、さらにいろいろと良くなるだろう。
 そして何より、Macは美しく、使いやすい。今更ながら思う。

【天気】曇り一時晴れ。